実力も運のうち 能力主義は正義か?
Scrapboxで読もうとしている 増井俊之.icon
テキストを編集したりリンクつけたりしながら読んでみてる
最初はこんな感じ
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序論 ──入学すること
この不正入試事件の中心人物は、ウィリアム・シンガーウィリアム・シンガー.iconという悪辣な受験コンサルタントだった。シンガーが営んでいたビジネスは、不安を抱える裕福な親の要望に応えるものだった。彼の会社がお手のものとしていたのが、競争の激しい大学入試システムを悪用することだ。この数十年で、こうした入試システムは成功と名声への第一関門となっていた。一流大学が要求する輝かしい学業証明書を手にしていない生徒のために、シンガーは堕落した迂回策を考え出した──SATやACTといった標準テストの試験監督にお金をつかませ、解答用紙を書き換えることで得点を水増ししてもらうのだ。また、スポーツのコーチに賄賂を贈り、志願者がそのスポーツをしていないにもかかわらず、採用選手に指名してもらうこともあった。シンガーは偽の運動成績証明書まで用意した。画像処理ソフトを使い、本物の選手がプレーしている写真に志願者の顔を貼り付けたものだ。 .........
米国大学は入試成績で入学が決まるわけじゃないからこういう技がきいたのだろう 増井俊之.icon
SATなんて偽造できるとは思わなかった
合格不合格のラインは僅差で運ゲーだけど、運も実力のうちと考えるのならば、、どちらにせよキビシイ制度だね…